インフルエンザとその予防について
お知らせ
2008年09月30日
インフルエンザの予防と対策
<日常生活では>
・ 人の多い場所に出かけるときにはマスクを着用する。
・ 帰宅後すぐにしっかりしたうがいと丁寧な手洗いを行う。洗顔も。
・ 人込みで着ていた服は、家に入る前によく掃ってウィルスを家に入れない。
・ 室内の湿度を保ち、換気も忘れずに。
・ バランスのよい充分な栄養を摂り、よく眠り体力を保つ。
<いちばん効果的な予防は>
・ 流行前に予防接種を受ける(かかりにくくする・重篤化を防ぐ)
<接種時期について>
接種時期をよく考えて流行まえに接種してください。抗体ができるまでには時間がかかりますから、流行してから接種しても遅いこともあります。
<特に接種をおすすめしたい方>
☆ 65歳以上の高齢の方
☆ インフルエンザで悪化する病気をもっている方
(喘息などの呼吸器疾患、心臓疾患、免疫不全・腎臓疾患、糖尿病など)
☆ 以上を含む慢性の病気をもつ方
☆ 養護施設などで集団生活をされている方
☆ 保育園児・幼稚園児・学童と同居家族
☆ 上記の場で働く人(高齢者施設・保育園・幼稚園・学校の職員)
☆ 職業柄人と接触する機会が多い方
☆ 医療関係者
<接種を慎重に考えてほしい方>
☆強い卵アレルギーをもつ方・妊娠中の方・出産直後の回復期の方
<インフルエンザの発病と症状>
インフルエンザウィルスが体内に入ってから通常数日の潜伏期を経て発病します。通常、突然の高熱(38~40℃)と身体中の痛み(筋肉・関節)などが現れます。勿論かぜの場合と同様の症状も発現します。高熱は数日間(3日から5日ぐらい)続きます。高熱が下がってからもウィルスを周囲に感染させるリスクがありますから、大事をとって1週間ぐらいは人前に出ることを避けるほうが良いでしょう。
<今年(2008年から2009年)流行が予想されるインフルエンザの種類>
A型ブリスベンH1N1、A型ウルグアイH3N2、B型フロリダ山形系
<インフルエンザの合併症>
肺炎・やライ症候群などがあります。また脳炎や脳症の併発も乳幼児にまれにあります。死亡にいたることもありますので、これらを防ぐためにも予防接種をおすすめします。