年末年始を健康に過ごすために
お知らせ
2008年12月22日
1. 年末年始の休暇時に、もういちど日頃の生活を見直しましょう。暴飲暴食や過労、不規則な生活は体調悪化につながっていきます。不健康な生活習慣を反省して健康的な生活を開始するためにこの時期を活用しましょう。
2. 治療中の疾患や最近の体調についてかかりつけ医師としっかり話し合っていますか?頼れるかかりつけ医師をもち、日頃からよく相談し、指導をうけたことを守りましょう。
3. 生活時間が不規則になりがちなこの時期には、油断が生じやすいものです。服用するべき薬を忘れたり、ついつい深酒をしたり、睡眠不足になったりして体調がくずれないように気をつけましょう。
4. 帰省したり帰省家族をむかえたりで、環境の変化が生じるのもこの時期です。高齢者や乳幼児は、このような環境の変化に適応することが難しい場合があります。無理のないスケジュールを組み、どんなに楽しくとも先に休むなどして体調の安定をはかりましょう。ひとりひとりがこの時期を健康で過ごすことが家族へのなによりの贈り物です。
5. この時期には多くの人が国内外を移動し、様々な感染症が猛威をふるい始めます。感染症対策として、マスクの着用、手をよく洗う、うがいをする、着衣に付着したウィルスや菌を家に入れない、栄養と睡眠を充分に取り、免疫力を高めるなどのことを心がけてください。特に予防接種を受けていない方は、充分に注意して過ごしましょう。
インフルエンザばかりではなく、感染性胃腸炎にも流行の兆しがあります。高齢者や乳幼児の重篤化を防ぐために、症状に早めに対処することが必要になります。かかりつけ医師のいない高齢者や乳幼児を持つご家庭では、新聞や地域の広報などで休日当番の医療機関をあらかじめ調べておくことをお勧めします。