食中毒を予防しましょう
お知らせ
2010年06月23日
食中毒にかかる方は、毎年この時期に多くなり、深刻な体調不良の原因となっています。
この食中毒を引き起こす原因は、いくつかありますが、有毒な微生物や化学物質の含まれた食品や飲み物を摂取した結果として起こります。
症状としては、嘔吐や腹痛・下痢などがあり、もともとの抵抗力をもたない方、幼児・高齢の方の重篤化が危惧されます
予防としては以下の食中毒予防の3原則があります
その1 原因となる菌(細菌)を食品につけないようにする
⇒ ① 清潔な材料を用いる → 食品は新鮮なものを使い、よく洗う
② 調理に使う場所や器具の清潔さを保つ
③ 調理者が清潔を保つ
その2 原因となる細菌を増殖させないようにする
⇒ ① 調理に時間をかけすぎない → 食品の放置時間を短縮する
② 食品の量などの管理を適切にして余った食品が放置されることを避ける
③ 充分な冷却により細菌を増殖させない
その3 原因となる細菌を殺す
⇒ ① 加熱処理により滅菌する → 食品は内部まで充分に加熱する
→ 調理器具を熱湯消毒する
② 漂白剤により滅菌する → 調理器具を漂泊する
そのほかに調理者以外の方が家庭で注意することとして以下を守りましょう
ア 食事をとる前に手をよく洗う
イ 長時間温度の高い場所で放置されていた食品は食べない
ウ 残った食品を保存するときには、よく包んで他の食品や菌に触れないようにし、冷蔵庫に保存する
エ たとえ冷蔵庫に保存されていても、あまり時間がたった食品は食べない
オ 市販の食品を食べる際には、賞味期限を確認し、古くなった食品は食べない
カ 気温が高い時期には、充分に加熱された食品を調理後すぐに食べるように心がける
[ 注意すべきこと ]
嘔吐 腹痛 下痢 発熱 痺れなどが起こった場合には、むやみに下痢止めなどの薬を
飲まずに、すぐに 「かかりつけ医師」 の診察をうけてください。