今期のインフルエンザ情報
お知らせ
2012年10月09日
厚生労働省資料によれば、下記のインフルエンザが平成24年~25年のシーズンに流行すると予想されています。
A型株
A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm09
A/ビクトリア/361/2011(H3N2)
B型株
B/ウイスコンシン/01/2010
この予測をもとにインフルエンザワクチンが製造され、10月から接種期間に入っています。
インフルエンザは普通の風邪と異なり、感染力が非常に強いため流行時には多くの方が感染し発症します。
高熱・頭痛・くしゃみ・咳・咽喉の痛み・身体の節々の痛みなどの激しい症状があらわれ、高齢の方や疾患をお持ちの方の場合、重篤になり合併症を併発して生命にかかわることもあります。
乳幼児の場合にはインフルエンザ脳症などの発症も心配されます。
また周囲の人々への感染を防ぎ流行を拡大させないため、一旦発症すると完全に熱が下がり症状が消えてのちも数日間は通学や就業を休むことが求められる場合もあります。
予防接種は、免疫を獲得することによって、罹患した際の症状を緩和させることを目的としています。
接種後免疫ができるまでに2週間ぐらいかかります。
接種日からすぐに効果が出るわけではありませんから、接種される方は流行が始まる前に早めの接種がよいでしょう。
予防接種の効果はおよそ6ヶ月続きます。
[重要]
接種の際には、必ず問診票を記載し、その内容をもとに接種可能か否かを医師に判断してもらいます。
発熱がある時や体調が悪い時、医師の許可がないときは接種できませんので注意してください。
[重要]
接種により微熱や他の症状がでることがあります。
そのような時には医師に相談したくなることもあると思います。
とくに乳幼児やお子さんが接種を受ける場合には、接種した日の夜や翌日に担当した医師と連絡がとれ、気になることを質問できることを確認してから接種を受けるのが望ましいと考えます。
24年度のインフルエンザ予防接種料金について
*満65歳以上の方
*満60歳~満64歳の心臓等該当疾患を有する身障手帳1級相当の方
高齢の皆様のために、多くの場合お住まいの自治体ごとに接種料金の助成がありますので、各医療機関で払う自己負担費用は本来の接種費用より助成費用を引いた金額になります。
ちなみに田村医師会管区にお住まいの方の場合
田村市の方 接種の際の自己負担費用 1,600円
小野町・三春町の方 接種の際の自己負担費用 1,000円
*1歳児から中学生(満13歳までの接種は2回が基本です)
自治体によっては接種料金の助成がありますので、その自治体にお住まいの場合、自己負担費用は本来の接種費用より助成費用を引いた金額になります。
ちなみに田村医師会管区にお住まいの方の場合
小野町・三春町の1才児から中学生
1回目の費用 1,000円 2回目の費用 1,000円
田村市・平田村の1才児から中学生
1回目の費用 2,000円 2回目の費用 2,000円
[注] 満13歳以上の方の接種は1回でよいとされています。
*高校生 上記自治体共通
接種費用 2,000円
*上記以外の方 満64歳までの皆様
接種費用 2,500円
*非課税世帯の満65歳以上の方(市・町・村共通)
非課税証明書をお持ちになれば、費用は無料になります。
*上記の自治体以外にお住まいの方
接種費用につきましては、福島県のHPなどでご確認くださるか、受付窓口でお尋ねください。